大学院音楽学研究室ブログ-Osaka College of Music

大阪音楽大学大学院音楽学研究室に関連するお知らせをお伝えしていきます。研究室mail address:ongakugaku@daion.ac.jp 最新情報はTwitterで!

シンポジウム「近代日本の洋楽受容とロシア」(6月18日オンライン)ご案内

6月18日に開催されます、シンポジウム「近代日本の洋楽受容とロシア」(オンライン)に登壇いたします。 どなたもご参加できます(参加無料)、下記のフォームから参加申し込みをよろしくお願いいたします! シンポジムの趣旨: これまでの日本の洋楽受容史…

音楽学特殊研究の院生発表レポートが名古屋大学紀要に掲載されました!

大学院音楽学専攻生を対象とする講義「音楽学特殊研究」(担当:能登原由美)の発表レポートが、なんと先日発行された名古屋大学の紀要『JunCture:超越的日本文化研究14』に掲載されました。 この授業は2021年度前期に行われたもので、「音楽は『戦い』を…

坂本利文先生、安らかにおやすみください

長い間、楽理専攻、音楽学専攻とヴィオラ・ダ・ガンバの講師として多くの学生を指導してくださった坂本利文先生が3月12日未明に永眠されました。 思い出されるのは、毎年の卒論、修論発表会での珍しい擦弦楽器の演奏です。どこから入手されたのか、とても奇…

楽器資料館ふたたび!

昨日(3月6日)、大学に出かけたところ、「D号館4階の教室に民族系楽器が入った」とのニュースが。 早速、見に出かけました。 教室の半分になんと写真のように民族系楽器の展示が! かつての楽器資料館より手狭ではありますが、それでもよくぞここまで、と…

第9回 世界のしょうない音楽祭・満席御礼!

昨日は服部緑地、センチュリー・オーケストラハウスでの「世界のしょうない音楽祭」9年目の公演でした。音楽学からはヴィオラ・ダ・ガンバ(8名!)、ガムラン、シタールの上田、小林、田中先生がご出演、私も少々、三絃を演奏させていただきました。 わずか…

ちりもつもればチャッコーナ・世界のしょうない音楽祭・野村誠作品世界初演

2月9日、夜に5回目のワークショップが予定されている中、午前11時ごろ、今年の野村誠作品の譜面が届きました。 今年の特徴は弦楽器がズラリと揃ったことです。 日本センチュリーからは、ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロ、コントラバスが、音大からはヴィオラ…

「上海フランス租界への招待 — 日仏中三か国の文化交流」 まもなく刊行!

2020年春から始まった科研基盤Bの共同研究、コロナと時期を一にしたため、海外渡航もできず、どうなることかと思っていましたが、幸い、仏語新聞と2019年に資料調査した外交文書など大量のデータがあり、作業は地道に続けることができました。 そして、よう…

集中講義の3日間

今年も残りわずかとなりました。 一年を振り返ると音楽学研究室としては、恒例となった古楽カフェ、秋のバロックダンス特別講義と、古楽系の活動が記憶に残ります。 4月から対面授業に移行したこともあり、教員同士が顔を合わせる機会もぐっと増えました。 …

古楽カフェ (part 5) リコーダーとチェンバロによるアンサンブルはいかが?

京谷政樹先生よりのご案内です。 古楽カフェ part 5リコーダーと合奏しよう♪ 2023年1月11日(水)17:30~19:00課題曲: リコーダーソナタ ヘ長調より 第一楽章*事前に楽譜が必要な際は、m.kyoutani@daion.ac.jp(京谷)まで、お問い合わせ下さい♪主催:大阪…

民族音楽演奏演習(ガムラン)・発表会

12月15日、お昼休みにガムラン入門の発表会が開催されました。 まずは、小林江美先生とプロ奏者、松村さんによる二人の<金の雨 Golden Rain>が披露されました。すごい!超高速と強弱のコントラスト、これぞ、バリ! 続いて、受講生全員がバリの民族衣裳を…

特別講義「バロック時代の音楽・ダンス・オペラ」リポート(2)

11月16日のピエール・ドレ先生、樋口裕子先生のフランスのバロック舞踏についての講義とデモンストレーションはとてもすばらしいものでした。ドレ先生も受講生が楽しんで実践するのを実感されていたようでした。 フランスのいわゆる「バロック音楽」(フラン…

バロックダンス特別講義・リポート(1)

11月16 日、17時より特別講義、「バロック時代の音楽・ダンス・オペラ」が実施されました。 予想を大きく上回るご来場の学生、教員の皆様、ありがとうございました!! まず、ピエール・ドレ氏と樋口裕子教員によるメヌエットが披露され、教室はヴェルサイユ…

明日、11月16日17時よりピエール・ドレ氏の特別講義「バロック時代の音楽・ダンス・オペラ」

ついに明日です!17時です!F434です!学内で参加ご希望の方、メールをいただければ入場していただけます! さて、コロナのために2年連続、延期になっていましたが、今年はパリで活躍中のバロック・ダンスの第一人者、ピエール・ドレ氏をお迎えして、特別講…

大阪音大・東京ブランチ、発進!

大学院の授業などで「東京で活動したい」という声をよく耳にします。 けれども、何から始めればよいのか、先輩も関西で活躍している方が多いし。 そんな悩みを持っているなら、「東京ブランチ」のウェブサイトを一度、ご覧ください。 www.daion.ac.jp メール…

世界のしょうない音楽ワークショップ2022、始まります!

「めざせ、世界にひとつのオーケストラ!」 毎年、大音のF434教室で開催される音楽ワークショップのご案内です。 参加に条件はなく、年齢も音楽経験も不問です。 下記のように6回のワークショップを経て、本番のステージで野村誠さんの新曲を初演します。 …

岩崎和音さん(サントゥール)、初関西コンサート開催(11月13日)!

音楽学の卒業生でイラン留学の後、サントゥール奏者として活躍中の岩崎和音さんが、東京でシリーズ開催をしている「イラン・ペルシア古典音楽」のコンサートを今回初めて、関西・大阪にて開催されます。 日時は11月13日(日)で、場所は堺市のスピニングミルと…

能登原由美のロンドン滞在記(1)

能登原由美のロンドン滞在記(1) ロンドンにあるKing’s Collegeの音楽学科で1年間、客員研究員をすることになり、8月末に渡英しました。コロナと戦争の影響で、予約した飛行機のキャンセルや変更が相次いだり、ビザの取得に7週間もかかったり(通常は1…

バロック・ダンサー、ピエール・ドレ氏をお迎えして「バロック時代の音楽・ダンス・オペラ」(特別講義)

コロナのために2年連続、延期になっていましたが、今年はパリで活躍中のバロック・ダンスの第一人者、ピエール・ドレ氏をお迎えして、特別講義を下記の通り、開催いたします。 対象科目の受講生はもとより、受講生でなくとも是非、参加したいという学生はお…

中川博志音盤コレクション

小林江美先生の影絵芝居の会場入り口で、「こちら、ひろしさん」とご紹介され、立ち話の中で「CDを電子化したので、モノが不要になりまして」というお話に。 聞くところ、インド音楽はもちろんのこと、民族音楽や雅楽など今では入手しにくいCDも含まれており…

バロック研究会、夏休み中も熱く燃えています!

夏休みです! 暑い毎日ですが、大阪音楽大学バロック研究会の皆さんは、夏休みも練習、頑張っています。 最近では、学生さん達は、自分たちで課題を見つけて、アイディアを出し合いながら解決していく力がある事が分かってきたので、僕はキホン温かく見守る…

高校の先生方がガムラン体験!

小林江美先生からの夏休みリポートです。大阪府の高校の音楽科の先生方が、大学でガムラン体験をされたそうです。 「暑い夏休みの一日。 大阪府の高校音楽教員の皆さまが、ガムラン体験に集まってくださいました。 大阪音楽大学の誇る美しいガムランGong Keb…

世界のしょうない音楽祭2021・映像公開

8年目の世界のしょうない音楽ワークショップの本番映像が公開されました(下記のURL)。 音楽学からは、田中峰彦先生(シタール)、小林江美先生(ガムラン)、上田牧子先生(ヴィオラ・ダ・ガンバ)、井口(コーディネーター・箏)が参加いたしました。 冒…

大学院入試・前期は10月1日、2日です

大学院進学をお考えのみなさん 音大は実技が中心の大学ですが、大学院には音楽学研究室があります。 特徴としては、少人数、ほとんどマンツーマンの授業であること、自分で選んだ演奏系の科目を履修できることです。 例えば、チェンバロなら毎週90分の個人レ…

古楽カフェ (part 4) 盛況のうち終了しました!

7月14日、古楽カフェ、無事、終了いたしました。 お陰様でもう4回目の開催になります。 今回は、まず、僕のソロで平均律からの1曲、そして上田牧子先生(ヴィオラ・ダ・ガンバ)の演奏でアーベルのソナタを聴いて頂きました。 そして、いよいよ本題の合奏体…

古楽カフェ「通奏低音を体験しよう」・7月14日(木)17時より

7月14日(木)5限の第4回 古楽カフェのチラシが出来ました♪ 今回の内容は、通奏低音体験会です! 上田牧子先生のヴィオラ・ダ・ガンバと京谷政樹先生のチェンバロでの通奏低音で、みなさんにメロディーを弾いて(歌って)頂くことを中心にした内容です。 も…

井口淳子・青木真兵 著者トークイベント 6月26日

来週日曜日に恵文社一乗寺店にてトークイベントを開催いたします。 対面では20名限定で、配信は無制限です。(下記のnoteから申し込めます) トークはおそらく、青木さんの土着を取り戻す思想と実践に、私の中国農村フィールドワークが絡む内容になります。 …

古楽研究会、始動(画期的!)

チェンバロの井幡万友美先生と京谷政樹先生が顧問をつとめられている「古楽研究会」が始動し、はや一ヶ月。 こんなリポートが送られてきました。 「バロック音楽のサークルを作りたいんです」と、最初に学生さんからお話を伺った時は、本当に嬉しかったです…

両イベント盛況でした!古楽カフェ・古楽って新しい?

昨日、5月26日は「古楽の日」でした。 まず、17時から「古楽カフェ」が学内B207教室で始まりました。 京谷政樹さんのチェンバロ演奏、それも異なる地域、時代の楽器を弾き分けるという贅沢なプログラム。 後半は参加者の皆さんにチェンバロを体験していただ…

楽器資料館へ

民族音楽学の授業見学として楽器資料館へ。 今回はちょっと風変わりなクイズを書いたプリントを受講生たちに手渡し、クイズの回答を考えながら見学してもらいました。 Q1 この中で一番大きな楽器は? Q2 一番低い音が鳴る楽器は? Q3 楽器分類法、HS法の4分…

古楽カフェ・5月26日17時から(予告映像)

来週木曜日、17時より恒例の古楽カフェを開催いたします。 それに先立ち、カフェマスターよりチェンバロ演奏による自己紹介映像をお届けしますね。 当日メニューは、まず、マスターの京谷政樹さんの演奏をお聴きいただき、その後、実際に皆さんにチェンバロ…