2019-01-01から1年間の記事一覧
今日は師走もすでにカウントダウン状態の29日ですが、そんな日にも熱く走り続ける嵯峨野トロッコ列車の駅ロビーにてチェンバロ受講生有志によるコンサートが開催されています(井幡万友美先生企画)。 令和元年最後の運行日の特別企画、実は、この駅舎には「…
12月14日(土)に逸翁美術館マグノリアホールにてリコーダーの織田優子さんと山本佳美さんのデュオ<花笑み>に師匠の神谷徹先生ほかが共演されたコンサートが開催されました。 織田優子さんの朗読とバードやバッハのバロック作品でキリストの生誕物語をつづ…
早くも師走の足音が聞こえ始めました。 来年1月14日にシタール発表会、そして16日にはシタールとガムランの合同発表会が開催されます。 16日の合同発表会はお昼休みに設定されていますので、ランチタイムに南国の楽園ムードを楽しみにF434教室にお越しくださ…
「ヨーゼフ・ラスカを知っていますか?」と題して投稿した公演「日本-オーストリア友好150周年記/宝塚市・ウィーン市第9区姉妹都市提携25周年記念<ヨーゼフ・ラスカ 音の架け橋>」が先日無事終了しました。 (11月7日、宝塚ベガ・ホール) 演奏者と音楽学…
大学院音楽学研究室のカリキュラムは大学公式ウェブサイトにも簡単に紹介されていますが、少し詳しくご説明したいと思います。 修士課程の2年間、最終的には修士論文を提出して修士学位を取得します。 主な授業は、次のとおりです。(全て毎週90分授業) 1…
昨日、10月31日(木)の17時より予定どおり、バロック音楽とダンスの演奏会を開催いたしました(プログラムは前々回投稿をご覧ください)。 トップバッターは金山将太さんのチェンバロ・ソロ、そして井幡万友美教員のチェンバロについての解説、次にヴィオラ…
短大前期授業「音楽探検」担当、松本から、制作協力している公演のお知らせです。日本とオーストリアの修好150年である今年、きたる11月7日、宝塚ベガ・ホールで、1920-30年代に宝塚歌劇のオーケストラを指揮したオーストリアの音楽家ヨーゼフ・ラスカを中心…
きたる10月31日(木)17時よりB207教室にてバロック音楽とダンスの演奏会を学内で開催いたします。在学生限定ではありますが、バロックダンスをチェンバロやヴィオラ・ダ・ガンバの生演奏で体験できる貴重な機会です。 ふるってご参加くださいませ! PROGRAM…
過日実施された大学院前期入試の結果が発表され、音楽学研究室には2名が合格されました! お二人とも内部受験生で、昨年から始まった「音楽学講義」(英語専門文献講読)の受講生でした。お二人の研究テーマは大きく異なりますが、修士論文にむけて、マンツ…
ユネスコ無形文化遺産にも登録されているインドネシア・バリ島の影絵芝居公演のお知 らせです。 日本でただ一人のダラン(人形遣い&語り・歌)の梅田英春さんによる素晴らしいパフ ォーマンスと12人の奏者による鮮烈なバリガムランの演奏。 現地では言葉が…
夏休みも終わりに近づきましたが、教員にとって夏休みとは、まとまって研究時間がとれる貴重な季節です。 今回、私は上海フランス租界(100年にわたり上海の一角をフランス人が植民地化していた)の一次史料をもとめて、研究仲間とともに10日間の史料調査を…
7月24日、前期授業(短大・音楽探検)の最終日は、本学の誇るザ・カレッジ・オペラハウスの見学です。 1989年3月に竣工。最大756の客席を備えた本格的なオペラ劇場です。 この日は舞台の奈落から舞台真上のキャットウォークまで、文字通り ほぼ隅から隅まで…
すっかり夏休みのupとなりましたが、7月3日(水)にK号館の録音室での録音実習を行いました(短大「音楽探検」)。 生演奏の音と、最新鋭の機材が備えられたスタジオで録音した音にはどんな違いがあるでしょうか? この日、スタジオでのレコーディングを体験…
三島郁先生の講演のご案内です。 どなたでも自由にご参加いただけます。 日本チェンバロ協会 2019 年度 第2回例会 ( 通算 : 第40回 ) 鍵盤上の作曲実践法としての通奏低音 -18 世紀ドイツ、イタリアの理論を中心に - 2019年 8月 9日(金) 19:00-20:30 (18…
前期の授業も残り少なくなってきました。 今週は試験後のふりかえり=ディスカッションの授業が多く、「ほう、へえ、ええっ!?すばらしい!!」と思うことが多々ありました。 そもそも、大教室の場合、ディスカッションと予告して、「この日は自由参加です…
水曜の3限に「音楽学講義」という授業があります。実はこの授業は英語で書かれた音楽学の専門書を講読する授業で、すなわち大学院を受験する学生向けに設定されています。 いつもは少人数で和気あいあいと、音楽学資料室で講読をしつつ、関連する音源をきい…
前期も第3コーナーを回り、ただいま「声」にまつわるジャンル・形態さまざまな授業に迫るウィークです。前回の「クリエイティブ・ヴォーカル演習」に続いて「ミュージカル歌唱法」の授業へ「音楽探検」(短大・選択授業)隊が潜入。ご担当は松田ひろ子先生。…
短大「音楽探検」の授業で「クリエイティブ・ヴォーカル演習」(岡崎雪先生)を見学してきました。 楽器資料館見学や雅楽、バロックダンスの授業へ伺い、奈良時代の日本からルイ王朝のフランスなど 過去を振り返り新たな発見を得てきた「音楽探検」も前期の…
大学正門入ってすぐ前にH館というガラス吹き抜けの建物があります。 この建物はいわゆる研究棟(教員の研究室が並ぶ)なのですが、2階に「音楽学資料室」という部屋があります。壁一面が事典や楽書で埋め尽くされています。 そこで少人数の授業を行っています…
24日(月)、本学B401教室にて「魅惑のバロック、チェンバロからダンスまで」が開催されました。 チェンバロは2名の教員と現役学生によって、ヴィオラ・ダ・ガンバとバロックダンスは本学講師、イタリア歌曲には大学院修了生と、多彩な出演者による充実の90…
「音楽探検」受講生の皆さん(声楽、フルート、クラリネット、サックス、電子オルガン)とともに今回は「舞踊・音楽演習」の授業におじゃましました。 バロック時代、ヨーロッパの宮廷で貴族たちが踊っていたメヌエット、ブレ、ガヴォット等、今日では演奏さ…
今年は平成から令和への改元にまつわる儀式などで、しばらく雅楽の音をメディアから耳にする機会も多くなりそうです。 先日、楽器資料館でも見学し、その1300年を越える歴史に驚きの連続であった雅楽について、「雅楽演習」の授業を見学しました。 学部生が…
バロック演奏会「魅惑のバロック、チェンバロからダンスまで」のお知らせです。 6月24日(月)17時開演、B401教室 出演者 井幡万友美 IBATA Mayumi (チェンバロ・本学講師) 京谷政樹 KYOTANI Masaki (チェンバロ・本学講師) 上田牧子 UEDA Makiko (ヴィ…
諸民族の音楽(学部・教職必修科目)は80名近い大人数のクラスです。 西洋音楽を専門とする学生にとってこの授業は未知の音楽との出会いの場です。 前期授業も中盤にさしかかり、熱心にきく学生と後方で携帯に見入っている学生とに二分されていることが気に…
「音楽探検」(水曜2限・短大選択)の授業で今回は、楽器資料館を訪ねました。2000点の所蔵楽器のうち1400点が日本の楽器で、日本の楽器数は国内随一だそうです。(ということは世界的にも貴重ですね!) 音楽史等の授業でもみなさんご存じの通り、クラシッ…
新学期が始まり1ヶ月が過ぎました。音楽学の先生方が開講している授業を順次ご紹介していきます。まず第1回は音楽探検(短大選択科目・水曜2限)です。 音楽探検(短大の科目)は、学内外の、個人では足を運びにくい施設の見学や演習、公演のゲネプロ見学…
4月14日(日)にシンポジウム「『戦争/暴力』と人間ー美術と音楽が伝えるものー」をコーディネートされた能登原由美先生からのご報告です。 公開シンポジウム(日本音楽学会西日本支部特別例会)を無事に開催することができました。当日は雨にも関わらず、…
京谷政樹助手のリサイタルご案内です。 30歳の節目に今できる最高の演奏をと気合い十分です! ご来場、心よりお待ちしています!! MASAKI AND FRIENDSヘンデル、バッハ、そしてラモー【日時】2019年3月21日(祝) 14時開演(13時30分開場)【会場】日本基督…
ちょうど、1年前にオーケストラのアウトリーチ、とくにコミュニティ・プログラムによるワークショップの参与観察記録にもとづく卒論を書いた伊介芽生さんが4月から在阪オケのアシスタント・ステージマネージャーになることが決まりました。 大学コンサート…
井口淳子先生が著書『亡命者たちの上海楽壇 -- 租界の音楽とバレエ』(音楽之友社)を刊行されました。 出版社サイトから一部立ち読みもできるそうです。 https://www.ongakunotomo.co.jp/catalog/detail.php?code=371120 紹介 「租界都市上海には、欧米人に…