7月24日、前期授業(短大・音楽探検)の最終日は、本学の誇るザ・カレッジ・オペラハウスの見学です。
1989年3月に竣工。最大756の客席を備えた本格的なオペラ劇場です。
この日は舞台の奈落から舞台真上のキャットウォークまで、文字通り
ほぼ隅から隅まで、普段は見ることができないオペラハウスの舞台裏を
見学することができました。
最前列部分の客席が格納されオーケストラピットが出現したり、
舞台装置をあげさげする「綱元」やオペラの各場面で陰影を表現するための照明機材を
微調整するキャットウォークなど、そこここに専門の技術スタッフの皆さんの存在を感じる場所へ案内していただきました。
(キャットウォークでは、足元にも頭上にも注意!)
また、奈落の舞台小物の部屋には、1985年の竣工依頼、これまでのオペラ上演で繰り返し使われてきたあらゆる小物がぎっしり。
ここから華やかなオペラが生まれるのかと、ワクワクする瞬間もありました。
時には、舞台上の出演者の倍以上の人数のスタッフにより上演がかなうオペラという贅沢な総合芸術。
ヨーロッパのオペラハウスのような贅沢な環境で、学生の間にぜひ生のオペラを数多く観てください。
舞台裏を見学することで、次にオペラを観るときには、違った観点で観られるに違いありません☆
次のオペラ公演は11月1日(金)と3日(日)、ベッリーニの歌劇「カプレーティとモンテッキ」です。
詳しくは、 https://www.daion.ac.jp/media/2019.11.01-03.pdf
(チラシPDF)
前期の序盤に見学した学内図書館で映像をみるのも予習におすすめです。
ご案内頂きましたオペラハウス舞台チーフマネージャーの今村さん、ありがとうございました!
~おしらせ~
担当の松本が10月にかかわるオペラ公演もあります。
10月グランドオープンの新ホール「フェニーチェ堺」にて。
2018年のザルツブルグ音楽祭で制作された子どものためのオペラ「魔笛」を日本版初、日本語上演!
こどもオペラ『まほうのふえ』~パミーナ姫のたんじょうび~
(指揮 原田 慶太楼、演出 菅尾 友)
http://office-vega.net/event/20191012sakai/
偶然にも、キャストの多くは本学出身の皆さんです。こちらもぜひどうぞ!
(担当 松本京子)
二階席より
オペラハウスらしいシャンデリア
こんなところも!