大学院音楽学研究室ブログ-Osaka College of Music

大阪音楽大学大学院音楽学研究室に関連するお知らせをお伝えしていきます。研究室mail address:ongakugaku@daion.ac.jp 最新情報はTwitterで!

修士リサイタル4夜と講評会

2月18日から21日までの四夜、修士課程1年の11名が競演する修士リサイタル(ミレニアムホール)が全て終了し、昨日は講評会が開催されました。

今年は外部(本学の講師もつとめておられる)から音楽学、音楽評論家の大久保賢さん、能登原由美さんをお招きし、四夜の全プログラムをお聴きいただきました。

昨日の講評会では総論と各演奏者に対しての批評が述べられました。

印象に残ったコメントをご紹介します(多少、受け取り間違いがあるかもしれません)。

 

大久保さんのコメントから

・このホールは魔のホールですね。ホールの特徴、響き方を研究してください。

・名曲中の名曲を並べるのではなく、そこに何か独自の選曲をされてはいかがですか?

・あなたは、きっちりと準備をしてくるタイプですね。ステージでの今、ここで生まれる何かを期待します。

・あなたの歌をきいて、(扮する人物に)ひれふしたり、別れが悲しくなったりしました。

 

能登原さんのコメントから

・演奏技術はとても高いが和声感やうたが乏しい、自分の楽器だけでなくピアノや歌を経験してみてはいかがでしょう。

・押し出すばかりでなく、引き算の美もほしい。

・最初の一音、とても大切、でも頭は次に進んでしまっている。一音を大切にしてください。

・プログラムノートのなかの「和」とは何を意味していますか?日本ですか?和の意味を深く掘り下げてください。

 

同じホールで同じ演奏を聴いても受け取り方はさまざまです。ただ、西洋音楽が専門ではない私が感じたこととお二人のコメントには多くの共通点がありました。

 

来年は音楽学から2名が登場する予定です。

音楽学は演奏ではなく発表(演奏を含むことも可)となります。

どのようなプレゼンテーションを見せてくれるのかたのしみです。(井口)

 

お知らせ 3月5日大学院音楽学修士論文発表会の中止について

3月5日に大学行事予定に入っていました大学院音楽学修士論文発表会ですが、発表予定者からの辞退をうけ中止となりました。

次回は今年入学予定の2名が修了します再来年となります。

 

 

 

世界のしょうない音楽祭、3月1日豊中市ローズ文化ホールにて開催(2月20日、豊中市がコロナウィルスの感染防止のため中止を決定いたしました)

毎日寒いです、マスクも店頭から消えました…。

そんな今日この頃ですが、庄内の大阪音大では夜18時半より熱気むんむんのワークショップが開かれています。音楽学からはシタールガムランヴィオラ・ダ・ガンバの田中、小林、上田先生、そしてコーディネータの井口が参加しています。

7日はワークショップの3回目で、テーマは「野村誠さんを知る」。作曲家でありピアニストであり、ファシリテーターである野村さんの魅力をしりともに音楽づくりを楽しむ2時間です。冒頭では日本センチュリーの俊英5名と地歌箏曲のプロ奏者(本学講師)により野村さんの『越後獅子コンチェルト』(2018年世界初演)の抜粋も披露されます。

学内はもとより学外であっても見学大歓迎です。(学外の方は前もってメールでご一報くださいね)

音楽を究めるための音楽大学ですが、ここには音楽ってほんとうはこんなにおもしろいものだった、という原点を発見する驚きが満ちています。

豊中市のウェブサイトより 世界のしょうない音楽祭

https://www.city.toyonaka.osaka.jp/jinken_gakushu/bunka/event/ev_music/ongakusai2017.html

第一部~庄内で活躍する皆さんの舞台~

1.庄内南小学校ブラスバンドクラブによる演奏
2.KUROKAMIによるダンス(とよなか国際交流協会
3.しょうない演劇部による演劇パフォーマンス
4.シアターワーク豊中そらまめによる歌謡ショー

スペシャルステージ しょうないワールドミュージックバンド

曲名 : 「音・散華」 「楽園の彼方に」 (田中峰彦 作曲)
演奏 :
田中峰彦(シタール)、小林江美(ガムラン
菊武厚詞(箏)、饗庭凱山(尺八)、原茉里(十七絃)、野村誠(ピアノ)

第二部~世界のしょうないワークショップオーケストラ~

公募で集まったワークショップの参加者、日本センチュリー交響楽団メンバー、大阪音楽大学教員・学生とともにつくられたオーケストラによるオリジナル作品の演奏を行います。

CAST
市民参加者の皆さん、野村誠(ピアノ)
・日本センチュリー交響楽団より  吉岡奏絵(クラリネット)、小川和代、巖埼友美(ヴァイオリン)、森亜紀子(ヴィオラ)、末永真理(チェロ)
大阪音楽大学より 菊武厚詞(三絃)、平山泉心(尺八)、饗庭凱山(尺八)、原茉里(シタール)、神崎博志(三絃)、井口淳子(三絃)、小林江美(ガムラン)、田中峰彦(シタール)、上田牧子(ヴィオラ・ダ・ガンバ)、長谷川真由(打楽器)、野口弘(ギター)、丸岡裕子(シタール
・賛助出演  菊妙友人美(三絃)、菊武粧子(箏)、川村旭芳(筑前琵琶
・学生スタッフ  奥 麻里亜、吉本七海、副田小夏

入場料

無料、当日先着。
※チケット、整理券は不要。

定員

300人

 

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シタール・ガムラン合同発表会、満席御礼!

F434で16日(木)のお昼休みに開催された合同発表会、並べられた椅子が埋まるほどの来場者にお越しいただきました。

まずはシタールを半期学んだ学生たちと田中峰彦先生、賛助出演、タブラーの田中りこさんの演奏。お昼という時間帯に合わせたラーガが心地よく響きました。中には複雑なパッセージを華麗に弾きこなす学生もいて、驚きでした。

後半のガムラン、こちらも半期の授業で見事なアンサンブルをきかせてくれました。小林江美先生と賛助出演のギータ・クンチャナ松村涼子さんの鮮やかなバチさばきはさすがに年季が入っていました。

半期でここまで演奏できるのは、音大生がもつ音感のよさ、覚えの早さにあるのでしょう。

来場者の学生から「授業をとりたい!」という声がきこえていました。

来年度は前期と後期それぞれ、開講されますので、ふるって受講してください。自分の専門をきわめつつ、全く異なる音楽理論や美学をもつ音楽を学ぶ希有なチャンスです!

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シタール、今日は昼休みなので私服です。

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小林先生と松村さん、息ピッタリ

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民族衣装もさまになっています!

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バリらしく太陽のイメージで!

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全体写真です



 

世界のしょうない音楽ワークショップ(Vol.6)


豊中市主催のユニークな音楽ワークショップが今年も始まりました。音楽学からは、シタールの田中峰彦先生、ガムランの小林江美先生、ヴィオラ・ダ・ガンバの上田牧子先生、そしてコーディネーターの井口が参加しています。

初回は音大の教員からなる「しょうないワールドミュージックバンド」による田中先生作曲の『楽園の彼方へ』の演奏から始まり、古今東西の楽器をたっぷり体験できる贅沢な2時間でした。

今年の特徴は筑前琵琶の川村旭芳さんが初参加されたこと、市民40名のうち18名がお子さまという平均年齢の低さでしょうか。6回のワークショップを経て、野村誠さんが新作を作曲され、3月1日に「世界のしょうない音楽祭」(豊中市立ローズ文化ホール)で披露されます。

次回は、1月21日(火)の18時半からF434教室で、日本センチュリー交響楽団のメンバー5名がファシリテータとなる回です。

学生の見学はいつでもOKです。初回はミュージッククリエイションの学生2名をはじめ、短大の教職を目指す学生たちなど、熱心にはじめての楽器にチャレンジしていました。

自分の専門をきわめることも大切ですが、このワークショップは、思わぬところに突破口が開いていることに気づくチャンスかもしれません。

音楽を心から楽しむ、そんな原点に立ち戻ってみませんか?(井口)

 

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2020年1月7日 F434教室

 

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シタールは毎年大人気!

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ヴィオラ・ダ・ガンバ、ふれることができる貴重な機会です。

 

2020年、本年もよろしくお願いいたします!

新年あけましておめでとうございます。

本年もどうぞよろしくお願いいたします。

 

2019年は大学院音楽学研究室にとってさまざまなうれしいニュースが届いた一年でした。

大学院入試(前期)で複数名の合格者が出現したこと、古楽バロックダンスの学内演奏会を開催できたこと、卒業生の各方面での活躍や、教員のパワフルな活動の一端もこのブログでご報告させていただきました。

2020年も、ますます精進していきたいと思っていますので、どうぞよろしくお願いいたします。

 

3月までの研究室に関係する主な行事予定として、

3月1日 世界のしょうない音楽祭 豊中市立ローズ文化ホール 

    教員4名が6年目となる世界のしょうない音楽ワークショップ 豊中市

    に参加、音楽祭ではシタールガムランヴィオラ・ダ・ガンバなどのメンバ

    ーとして出演いたします。

 

3月5日(木)15時より 音楽学修士論文発表会 F215教室 

    詳細はおって、ご案内いたします。

 

 また、本ブログをご覧いただいている楽理専攻、音楽学専攻卒業生のみなさまで、メールアドレスを変更された方がおられましたら、次のメールアドレスにご一報いただけますと幸いです(卒業年、お名前、メールアドレス、連絡先住所)。

 

音楽学資料室 e-mail ongakugaku@daion.ac.jp

 

2020年 元旦風景

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嵯峨野トロッコ列車×チェンバロ=年末も止まりません!

今日は師走もすでにカウントダウン状態の29日ですが、そんな日にも熱く走り続ける嵯峨野トロッコ列車の駅ロビーにてチェンバロ受講生有志によるコンサートが開催されています(井幡万友美先生企画)。

令和元年最後の運行日の特別企画、実は、この駅舎には「19世紀ホール」というすてきな空間があり、パイプオルガン、チェンバロ、べーぜンドルファーのピアノ、そして最近は「駅ピアノ(旅ピアノ)」としてブロードウッド社の19世紀ピアノ(アップライト)が置かれたそうです。どなたでもこのピアノを演奏できるとは、うれしいニュースですね。

 

来年には学内でチェンバロバロックダンス、バロックオペラをテーマにしてスペシャルな企画も進行中です。

来年も音楽学研究室をどうぞよろしくお願いいたします!(井口)

 

嵯峨野トロッコ列車・19世紀ホール

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