新学期が始まり1ヶ月が過ぎました。音楽学の先生方が開講している授業を順次ご紹介していきます。まず第1回は音楽探検(短大選択科目・水曜2限)です。
音楽探検(短大の科目)は、学内外の、個人では足を運びにくい施設の見学や演習、公演のゲネプロ見学などで見聞を広めることを目的としています。
写真は大学図書館の見学で、地下の閉架書庫へ入った時のもの。
この日は本学卒業生でもあるスタッフの宝城さんに、1時間以上かけて、じっくり案内頂きました。
みんな膨大な楽譜や書籍、音源の資料に圧倒されていました。
楽譜では、帯出禁止ですが、貴重な資料も見せていただきました。
もう一枚の写真は、山田耕筰「赤とんぼ」の自筆譜ファクシミリ。
読みやすく綺麗な楽譜でした!
他に、ショパンのピアノ協奏曲第1番の自筆譜ファクシミリなども。
事後の感想では、
◯これまでほとんど図書館を利用していなかったが、貴重な映像や楽譜も沢山あることがわかった。学生の間に思う存分活用したい。
◯OPAC検索のコツがわかり、今後の楽譜の検索に役立てる。
◯観たいミュージカルや映画のDVDがあることがわかり、これからはどんどん利用したい。展示の仕方でスタッフの方が工夫されているのも知ることができた。
などの声がありました。
図書館を活用できるか否かで、学生生活の充実度はグンと変わりそうです。
今後は学外ホールで行われる一般の公演のゲネプロ見学や、大学の楽器資料館、またオペラハウスの見学、音楽学部会で所有するリュートやサントゥール、シタールなどに触れる回などを予定しています。