大学院音楽学研究室ブログ-Osaka College of Music

大阪音楽大学大学院音楽学研究室に関連するお知らせをお伝えしていきます。研究室mail address:ongakugaku@daion.ac.jp 最新情報はTwitterで!

すでに始まっています

新学期がゴールデンウィーク後の5月中旬になり、また今の緊急事態宣言がつづく場合、遠隔授業(オンライン授業)に切りかわることが昨日、大学ウェブサイトなどで明らかにされました。

また一律5万円の遠隔授業に対応する準備費用も学生全員に支給されます。

よい方に想像するならしばらくはオンライン、その後通常のかたちに戻る、ですが、悪い方に状況が進むなら前期がすべてオンラインの可能性もあります。

目下、教員はオンライン授業の準備に慌ただしいのですが、そのような中、すでに大学院音楽学研究室では早々にオンラインでのガイダンス、各授業担当の先生方から課題や今、やるべき勉強について具体的な指示が出されています(この間に長大なレポートを書き終えたというつわものもおられます)。

大学院授業では4月中に、必読の論文作成マニュアルを熟読しておくこと、オンラインで読むことができる関連論文の講読、修論に必要な専門用語を英語、日本語で整理すること、などなど4月1ヶ月を座して過ごすのではなく、この環境でできることを模索してきました。

大学院以外もA群とよばれる必修科目については動きが始まっています。

短大の音楽史授業はすでに2回にわたって課題が課せられています。少し重めの課題をこなすには、携帯電話では正直、つらいものがあると思います。

公平性という観点から大学は携帯電話で受講することをみとめてはいますが、ここは5万円という準備金をぜひ、これから始まるオンライン授業をよりよい環境で受講するために使ってください!5万円ではパソコンは買えないという場合、家族、周囲の人からパソコンを借りるなど、中古パソコンを入手する、借りる方法はあります。

私たち教員もオンラインでできることを精一杯工夫します。その授業を100%受け取るために今、学生のみなさんも準備をしておいてほしい、と思います。