作曲家 野村誠氏の特別講義のご案内です。
野村誠(作曲家)特別講義
「ブリコラージュ・ミュージックー博物館の楽器が奏でる音楽」
◆日時：2012年 10 月 30 日（火）13 時 30分 〜16 時45分
◆場所：音楽博物館
◆対象：学内聴講可 ※音楽学専攻以外の学生もどうぞお越しください
◆講師紹介 ：
作曲家。作曲作品は、管弦楽、ガムラン、和楽器、室内楽、日用品まで幅広く、世界２０カ国以上で演奏され、宮田まゆみ、松原勝也、鈴木理恵子、高橋アキ、Enrico Bertelli、東京シティフィル、Bochumer Symphoniker、マルガサリなどの演奏家に演奏されている。06年度、NHK教育テレビ「あいのて」番組監修。日英共同の「ホエールトーン・オペラ」をHugh Nankivellと作曲監修し、日英両国で全幕上演。北斎漫画の絵に基づく「野村誠×北斎」を発表。昨年、日本作曲家協議会主催の第６回JFC作曲賞審査員。現在、「千住だじゃれ音楽祭」ディレクター。第１回アサヒビール芸術賞受賞。著書に「即興演奏ってどうやるの」（あおぞら音楽社）、「音楽づくりのヒント」（音楽之友社）、「老人ホームに音楽がひびく」（晶文社）ほか。
◆講義概要 ：
「ブリコラージュ・ミュージックー博物館の楽器が奏でる音楽」
この講義の最大の目的は、音楽で自由を獲得していくことです。そのために、前半は、いくつかの実践例を映像などで紹介し（「野村誠×北斎」、「動物との音楽」、「プールの音楽会」など）、後半は、博物館にある様々な楽器に触れて、奇想天外な音楽が創出する現場を体験していただきたいと思っております。自由というのは、デタラメをやることではありません。ちょっとした先入観を一度白紙に戻し、世界をニュートラルな視点で見つめ直すこと。常識的には、ピアノは楽器ですが、ピアノは本当に楽器なのだろうか？と疑ってみること。そんな気持ちを少しでも抱いていただけるような講義を目指しております。
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（お）
