12月1日、10周年目の世界のしょうない音楽ワークショップ、始まりました!
初回ということで、音大メンバーと日本センチュリー交響楽団の自己紹介を兼ねた演奏から開始。
音大メンバーは田中峰彦先生の<どんな おんだい 2023>をほぼ初見で演奏。即興部分はガムラン、シタール、ギター、尺八、鍵盤ハーモニカと順番に振り分けてあり、それぞれ小林江美先生、田中先生、饗庭凱山さん、平山るみ先生、野村誠さんが当意即妙の演奏を披露。
ノリノリのダンス音楽なので、再演を期したいと思います。
続いてセンチュリーメンバーによる第九の室内楽ヴァージョン、妙なる弦楽器の響きにみなさん盛大な拍手。
自己紹介を終えて、後半は野村誠さんによるワークショップ。
相撲太鼓のリズムがラテンに通じるという説明のもと、トントンストトンと皆でリズム合奏。
その後、準備されたたくさんの楽器を体験した後に再び、相撲太鼓のリズムを各楽器で演奏、最後はガムランのドラがゴーンと響き渡り終演しました。
いやあ、楽しい90分でした。
普段は同じ空間に集まることのない楽団員や民族楽器の奏者、尺八の奏者が集まり、子どもたちも大人も夢中で音を楽しむ、そんな開放的な空間が出現するとは。
ちなみにF434教室の側には多くの個人練習室があります。
その中で必死に試験に向けて練習するピアノの音が廊下まで聞こえてきます。
音楽とは?芸術とは?と悩みながら練習を重なる学生たちもすばらしいし、同時に世界のしょうないが実現している音楽観もすばらしい。
次回は12月8日です。見学など大歓迎です!