豊中市主催のユニークな音楽ワークショップが今年も始まりました。音楽学からは、シタールの田中峰彦先生、ガムランの小林江美先生、ヴィオラ・ダ・ガンバの上田牧子先生、そしてコーディネーターの井口が参加しています。
初回は音大の教員からなる「しょうないワールドミュージックバンド」による田中先生作曲の『楽園の彼方へ』の演奏から始まり、古今東西の楽器をたっぷり体験できる贅沢な2時間でした。
今年の特徴は筑前琵琶の川村旭芳さんが初参加されたこと、市民40名のうち18名がお子さまという平均年齢の低さでしょうか。6回のワークショップを経て、野村誠さんが新作を作曲され、3月1日に「世界のしょうない音楽祭」(豊中市立ローズ文化ホール)で披露されます。
次回は、1月21日(火)の18時半からF434教室で、日本センチュリー交響楽団のメンバー5名がファシリテータとなる回です。
学生の見学はいつでもOKです。初回はミュージッククリエイションの学生2名をはじめ、短大の教職を目指す学生たちなど、熱心にはじめての楽器にチャレンジしていました。
自分の専門をきわめることも大切ですが、このワークショップは、思わぬところに突破口が開いていることに気づくチャンスかもしれません。
音楽を心から楽しむ、そんな原点に立ち戻ってみませんか?(井口)