3月10日(木)の卒業研究発表会の後には、本岡先生の最終講義が行われました。
本岡浩子先生 最終講義
「クラヴィコードとチェンバロがつたえる17、18世紀の響き」
〜製作に関わったみなさまに感謝を込めて〜
K館から3台の楽器が運び込まれ、講義が行われました。
写真では、少しわかりにくいかもしれませんが、左から、フレミッシュ、クラヴィコード、イタリアンと並んでいます。
これまでに製作した楽器を振り返りながら、チェンバロやクラヴィコードについて、楽器の構造、製作過程でのエピソードなど、たのしいお話が盛りだくさんでした。
プロジェクターでは、製作中に撮影した写真などを紹介しました。
懐かしい写真がたくさんありました。
授業で大活躍しているフレミッシュ。
残念ながら、響板は見えませんが、きれいなペイントが施されています。
フランスの作曲家ルイ・クープランやフランソワ・クープランを演奏してくださいました。
講義の一番最後に、「たぶん聴こえないと思うけれど・・・」と仰って演奏されたクラヴィコード。
音量は小さいけれど、F434がやわらかな響きで包まれました。
F434の教室に、溢れるほど多くの方が来てくださいました。
みなさま、本当にありがとうございました。
本岡先生、素敵な最終講義をありがとうございました。
(く)