3月10日(木)に、2010年度卒業研究発表会が行われました。
この日は、卒業研究発表会、本岡先生最終講義、本岡先生退職パーティー、追いだしコンパと、とっても盛りだくさんの一日でしたが、今日はまず、卒業研究発表会のご報告をしたいと思います。
今年の卒業生は6名ですが、その中から選ばれた3名が発表しました。
研究発表の前に、プロローグとして、3回生の京谷くんによるチェンバロ演奏です。
バードの「深い森」、ヘンデルの「調子の良い鍛冶屋」を演奏されました。
続いて、研究発表です。
岩崎和音くん
イラン音楽としてのピアノ作品
―ジャヴァード・マアルーフィの音楽実践にもとづいて
山中 直くん
ヒンデミットの交響曲《世界の調和》の価値―歌劇への創作の中で
山村磨喜子さん
フラメンコ史におけるカンテ・ホンド・コンクール
―その歴史的意義を再考する
どの発表も、とても興味深い発表でした。
質疑応答では、いろんな質問や意見が出され、とても充実した研究発表会となりました。
今回発表したのは以上の3名でしたが、あとの3名も以下の題目で卒業研究を書きあげました。
大場美緒
『バイエルピアノ教則本』
―ピアノ学習者との関わり、初心者向け教本である他の教本との関係を通して
黒田知子
チャーリー・パーカーの即興演奏についての考察
―ビ・バップ以前のジャズと呼ばれた音楽を通して―
福岡佳奈
ゴスペルミュージックの日本的受容
発表者のみなさん、おつかれさまでした。
お越しくださったみなさま、ありがとうございました。
(く)