7月29日Open Campusと31日の中学生対象の体験授業が終わりました。驚いたことにOpen Campusの翌日には動画が学生によってアップされていました。文字では伝わらない雰囲気がよく出ています。軽快なBGMも専攻生の手作り!
学生が作っているブログ「音楽学な人たちのルーム」には31日の中学生の音楽博物館ほかでの様子がコンパクトに紹介されています。こちらは動画ではないのですが、学生の情報発信能力に脱帽です。
http://profile.ameba.jp/gacugacu/
両日ともに、学生の特技を生かして(特技で助けてもらって)参加者に楽しんでもらえたことと思います。
この2日間で、私が中・高生に伝えようとしたことは、音楽ってみんなが想像している以上に広くて深い世界であること、そして音楽について考えるまえに、「音」そのものについて考えてみよう、ということでした。
とくに中学生の授業では、庄内駅をおりてから、音大に到着するまでに聞こえた音を書き出してもらったり、学生が制作した音源を、どんな場所に流せば音環境がよくなるかを考えてもらったり。
この音源はオリジナルですが、私が予想していたものとかなり印象が異なる軽快かつポップなものでした。中学生のなかには「水族館で流れるといいな、お母さんはゆっくりみてまわるので、この音楽が流れていると速く歩いてもらえそう」というレスポンスがありました。さすが、中学生!そっか!そういう使い方があるんですね。
暑い中、参加してくださった皆さん、また音大のキャンパスでお目にかかる日を楽しみにしています!!
井口淳子