大阪音大では一年生全員に必修になっている科目があります。
音楽基礎セミナーは、まだ始まったばかりの新たな試みで、後期半年をかけて、これだけは知っておいてほしい、といったトピックスを毎週講師が交替して行うものです。このなかには本学の演奏系の先生方がご自身の楽器についてレクチャーされる授業もならんでいます。
音楽学専攻の教員は、このセミナーの4回を担当しています。本日は西村先生の楽譜についての講義と、井口先生の楽器論でした。
受講生が100名近くいるので、騒がしいかと思いきや、学生はかなり真剣にノートをとっていました。
楽器論では、後半、邦楽専攻の菊武厚詞先生がゲストとして登場され、演奏員の仙崎莉絵さんとともに、<石橋>と<萩の露>を演奏。
江戸情緒にあふれた古典の名曲が、つややかな歌とともに披露されました。