音楽大学を目指す受験生、まだ進路について迷っている人たちへのメッセージを送りたいと思います。
キャンパスの一歩外に出ると、音楽大学についてずいぶん偏ったイメージをもたれていることに驚きます。
「クラシック音楽の殿堂?」
いいえ、ポピュラー音楽から日本音楽、諸民族の音楽まで世界の音楽を学ぶことができます。
「ピアノや楽典ができなければ入れないの?」
いいえ、それはまったくの誤解です。音楽といっても楽器もアプローチも様々です。入試方式も多様化していますよ。とくに、社会人にはB日程という方式が(音楽学専攻の場合)おすすめです。
「演奏家を目指す人が行くところ?」
そういう学生もいますが、それだけではありません。日本の社会がもとめている人材は音楽を(演奏できればそれにこしたことはないけれど)、感覚や印象ではなく、知的に理解している人ではないでしょうか。自分が演奏している楽曲について何も語れないようでは音楽のプロとはいえませんね。
百聞は一見にしかず。毎週、月曜と火曜はH館2階の音楽学資料室を学生に開放しています。受験を考える人たちも大歓迎です。在学生と話してみませんか。また、音楽博物館では試奏できる楽器がたくさんありますよ。
(井口淳子)
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