7月20日、オープンキャンパスが開催され、音楽学専攻の公開講座にも多くの方がご参加下さいました。
本専攻の今年の公開講座のタイトルは、「音楽をたずさえて社会に出るために必要なこと」です。
西村先生は、J. S. バッハの無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ第二番よりシャコンヌを例にして、主に西洋音楽史的な領域からレクチャーをして下さいました。
助手の二人は、古楽の実演を致しました。チェンバロによるC. ペッツォルトのメヌエット、そしてバロック・バイオリンとのアンサンブルでA. ベルターリのチャコーナを演奏しました。
はじめて古楽器を聴くという方も多く、みなさま関心をもって聴いて下さいました。
今回の講座で使用したチェンバロです。
井口先生は、みなさまにお配りした専攻のリーフレットにも掲げている「あなたに伝えたい3つのこと」についてレクチャーして下さいました。また、中国の民謡を例にして、民族音楽学についてのレクチャーをして下さいました。
社会に求められる音楽学の特質について、また専攻の魅力について、お越し下さったみなさまにお伝えできていましたら幸いです。
いつでもご質問やご意見などのメール（ongakugaku@daion.ac.jp）もお待ちしています。
ご参加くださったみなさま、本当にありがとうございました。
（す）
