大学院音楽学研究室ブログ-Osaka College of Music

大阪音楽大学大学院音楽学研究室に関連するお知らせをお伝えしていきます。研究室mail address:ongakugaku@daion.ac.jp 最新情報はTwitterで!

修士論文発表会

修士論文発表会が6日に開催されました。
 今年は修了予定3名がともにバロック音楽が研究対象ということで、音楽学専攻の西洋音楽史系の先生方が全員ご出席くださいました。
 社会人で家庭との両立をはたされた高橋さん、ヴァイオリン専攻から音楽学へ、そしてバロックヴァイオリンの研究と実践の両立を目指した杉山さん、在学中のウェールズ音楽院での研鑽を修士論文に生かした京谷さんの発表はいずれも個性にあふれ、2年間の努力の成果をフロアに伝えることができたようです。講師やその他の先生方からの鋭い質問にも臆せず、堂々とこたえるところに、成長ぶりがうかがえました。
 恒例の追い出しコンパは、庄内での鍋ものの宴会になりました。
 修了生とともに、今年度で交替がきまった助手の織田優子さん、久保愛さんにも似顔絵つきの寄せ書きなどが贈られ、お二人から専攻への温かいスピーチが心にしみました。
 「音楽畑冬号」も久保さんの最後の責任編集となりました。修了生たちのお別れメッセージも、掲載されています。

 さて、あっという間に今年度の入試も「B日程入試(3月21、22日)」を残すところのみとなりました。ただいま受験申し込み期間中です。
 音楽学専攻は独自のホームページを開いています。
 受験に関するどんなご相談も、専攻資料室(ongakugaku@daion.ac.jp)あてにお送りください、お待ちしています!
 

専攻教育主任 井口淳子



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高橋暁子さん:ドイツ・バロック室内楽史におけるJ.パッヘルベル室内楽作品の存在意義 ―《音楽の楽しみ》と《カノンとジーグ》を中心に



杉山恵梨さん:H.I.F.von ビーバーの「ロザリオのソナタ集」における多面性 ―その様式論と宗教的秘義をめぐって



京谷正樹さん:サーストン・ダートの楽譜行程と演奏解釈 〜イギリス的な営為としての歴史的演奏運動〜




追い出しコンパでの様子です。







   
助手の私たちも色紙とプレゼントをいただきました。




   







論文発表会後の集合写真です。

みなさま、ありがとうございました。


(く)