7月14日(日)オープンキャンパスが行われました。
まずは、井口先生による専攻説明です。
来て下さった高校生にも質問を投げかけながら、お話が進みます。
音楽は、実はとても知的な営み。
今は、演奏家でもしっかりと研究をし、博士号を持っている人が多くいます。
続いて、西村先生による公開講座。
テーマは、「真に正しい」演奏って何?
J.S.バッハの《インヴェンション》を例に取り上げて、「正しい」演奏について考えました。
違う出版社、校訂者による原典版の楽譜は、たくさんあるんですね。
大学院生が、違う楽譜での弾き比べをしてくれました。
楽器も、ピアノの場合とチェンバロの場合では、ずいぶんとかわります。
次は、ヴァイオリン・ソナタ。
大学院生2人による演奏で、バッハのヴァイオリン・ソナタ第3番です。
こちらも、バロック・ヴァイオリンとチェンバロの場合と、モダン・ヴァイオリンとピアノの場合とを、聞き比べました。
バロック・ヴァイオリンとモダン・ヴァイオリンは、並べてみると、違いがわかりやすいですね。
公開講座の後には、実際にチェンバロにも触れていただきました。
雨が降ったり止んだりのお天気でしたが、お越しくださった皆さま、ありがとうございました。
(く)