大学院音楽学研究室ブログ-Osaka College of Music

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社会人こそ大学院へ

勤続20年を越えますと、様々な学生との出会いがあったなあ、と感慨にふけることも多いのですが、 忘れがたい印象を残した学生に社会人学生が多いことに気づきます。

授業では熱心、何か困っていることがあるとさっと助けてくださる、レポートや試験はトップクラス、卒業後もつながりが続くetc、そういう卒業生が何名も頭に浮かびます。

 

さて、音楽学研究室は非常に恵まれた環境で修士2年間を過ごすことができます。修了後、どのような道を進むにせよ、きっとその方向性を見出し、生涯にわたる研究テーマを見つけることができるはずです。

 

とくに、実技系の授業が一対一で受けられることはほとんど知られていませんが、現在は、チェンバロの中野振一郎先生と合唱の本山秀毅先生をお招きして、音楽研究実習を担当していただいています。これは院生自身がどのような音楽をどのような指導者(大学外でもOK)に教えていただきたいか、という希望に沿ったものです。他大学の院にはない制度ですね。

 

基本的にはどの授業も、ほぼ一対一の恵まれた授業で、修士論文を完成させていきます。

入学試験の優秀者には奨学金があり、1年次の終わりに開かれる修士リサイタル優秀者にも奨学金が与えられます。

それ以外にも現在は科研費による資料室勤務を院生たちにお願いしており、月、水(昼休み)は在室していますので、進学についてざっくばらんに質問したい、相談したい方はぜひ、来室してください!(月はチェンバロ、水は合唱の院生が担当)

大学院に関心があるけれど、迷っている場合はお気軽に相談メールを出してください。どのようなご質問にもお答えいたします。

入試は年2回、9月と3月に行われます。

 

 

 大学院音楽学研究室主任 井口淳子 jiguchi@daion.ac.jp

 

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