大学院音楽学研究室ブログ-Osaka College of Music

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大学院前期・修論中間発表会

なかなか秋の気配が見えにくい猛暑の日々が続きます。さて、

8月24日(月)17時より、大学院前期・修論中間発表会を行いました。

発表者は1年の2名です。前半の坂井威文さんは、合唱実践、なかでも今年の状況下で「テレコーラス」のプロジェクトに関わった自身の経験から合唱論を展開した発表、そして後半の金山将太さんは、F.クープランクラヴサン曲集の表題と発想標語を分析した発表と、両者ともに力のこもったプレゼンテーションでした。

お二人の授業を担当されている三島先生、能登原先生もZoomでご参加くださり、今後につながるコメントや質問をなげかけてくださいました。

今年前期は大学院生にとっても決してよい環境とはいえない中、それでもお二人の発表からは不如意な印象は全くありませんでした。むしろ、テレコーラスといった合唱の本質を問いかける経験や、クープランの作品に向き会う時間がこの行動制限の中で十分にとれていることを感じさせてくれました。

入学前に比べると、格段に成長しているお二人ですが、早くも来年度の日程表には修士論文発表会の日時が記載されています。あっという間に2年間が終わってしまいそうです。

直近のオープンな機会としましては、11月24日(月)に大学院定期演奏会がオペラハウスで開催されます。音楽学研究室からもチェンバロ独奏が行われる予定です。

詳しくは後日のご案内となりますが、大学院の作曲、ピアノ、管楽器、弦楽器、声楽の多彩なプログラムを一夜でお楽しみいただける機会です。ご来場を心よりお待ちしています!

 

残暑というにはあまりに高温です、涼しい写真を1枚

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