先週の音楽制作演習の授業に、歌手の深川和美さんがゲストでお越しくださいました。
深川さんは、ご自身で様々な公演やプロジェクトを立ち上げてアクティブに活躍されています。
深川さんの歌声は、じつは、有名なCMで流れていたりします。
受講生も、みんな熱心にお話を聞いていました。
フランスに留学されていたときのことや、日本に戻られてからこれまでの音楽活動のことなど、いろいろなお話を聞かせてくださいました。
阪神大震災をきっかけに、童謡を歌っていくことに力を入れ始めたのだそうです。
童謡やわらべうたは、日本人の生活に密着していて、誰もが口ずさめるもの。
(今の若い人たちにとっては、もしかしたら、そうではないかもしれませんが・・・。)
震災で人々の心も町も傷ついているときにも、童謡はみなさんの心に響き、共に歌うことができたそうです。
深川さんは、童謡にアレンジを加えて、いろんな所で歌ったり、CD録音をされています。
古くからあるものを扱っているけれど、いろんな工夫をされていて新鮮さも感じます。
たいへんアクティブで、いろんなアイデアや想いを持っておられる深川さん。
「こうしたい!」という強い想いを持って動いていると、それを助けてくれるようないろんな方に出会えるそうです。
いろんな刺激をもらい、とても楽しくお話を聞かせていただきました。
ありがとうございました。
(く)