こんにちは。チェンバロ講師の京谷政樹です。
今日は、鍵盤楽器紹介シリーズの第2弾を投稿させてください。
今日、ご紹介しますのは、スピネットです!
御覧の通り、三角形のおもしろい形をしています。
このスピネットは、主にイギリスでブレイクした楽器です。小型で省スペースなため、一般住宅でも置けるという事が広く受け入れられた理由だったようです。確かに、ロンドンのアパート暮らしでは、大きなグランド型のチェンバロとかは置けないですもんね。。
現在でも、軽くて小型のスピネットは、持ち運ぶのに便利なこともあり、いろんなコンサートシーンで重宝されています。
おもしろいのは、ボディーが小型だから、音も小さいとは限らない事。時には、大きいグランド型のチェンバロの方が音が小さい事もあるくらいです。そのあたりの事情ってどうなっているんだろう…? でも、まあ、大学のスピネットは、どちらかというと、しっとりとした音色が持ち味の楽器ではあります♫
大学のスピネットも、学内のいろんな場所で、いい音を鳴らしてくれる機会が増えるとよいなあ、と思います。