昨日はリコーダー奏者として東京、大阪で活躍中の織田優子さん（楽理＝音楽学卒業生）をお招きして、映像教材制作を行いました。リコーダー編は学校で使うリコーダーがもともとどのような楽器だったのか、バロックやルネサンスの説明から入り、当時の楽譜に書かれている情報が少ないのでこういう風に即興的に装飾などをつけていきます、という説明と実演、最後はワークショップで生徒役とともに即興のレッスン！織田さんの演奏を見ていると、フルートトラヴェルソがやがてフルートに取って代わられたことが実感として理解できます。だって、あのような速いパッセージ、もう楽器の限界超えていますから。そして吹き方もまっすぐ縦に服というよりも斜めというか口元がフルート化しているような幻視を見ました。
チェンバロとの合わせの時間が取れず、当日初めて合わせるという離れ業でしたが、すばらしい教材に仕上がったと思いまあす。
北欧の民俗笛というもう一本もとても楽しめるワークショップになっています。
撮影は久保田テツさん、チェンバロは京谷政樹さん、他に、アシスタントに元大学院生＝研究生や助手の皆さん。
公開が楽しみです！！
