三島郁先生より授業レポートが届きました。ゲスト講師をお迎えしての充実の内容です!
中世から初期バロックまでの記譜や装飾について解説していただきながら、グレゴリオ聖歌から、ランディーニ、長崎で出された『サカラメンタ提要』掲載の楽譜のグレゴリオ聖歌、チプリアーノ・デ・ローレのディミニューション的装飾法その他、そして《アマリッリ》までを、リュート、キタローネで伴奏しながら、弾き歌いしてくださいました。
印刷技術と楽譜との関係、西洋文化が入ってきた1500年代の日本など、他の文化や歴史との関連もともにお話しくださり、受講生の関心をさまざまにかき立ててくださいました。また大きなキタローネを目の前にしてかなり驚き、パリゾッティでないアマリッリにも感銘を受けていました。
ランディーニのハーモニー感や終止感はわたし自身好きなものでもあり、デ・ローレも含め自分も演奏に少し参加できたのも楽しかったです。