2月3日、世界のしょうない音楽祭、無事に終幕いたしました。
第一部は渡邊未帆先生によるファシリテートのカリブ音楽体験。
第二部は、音楽学からはシタールの田中峰彦先生、ガムランの小林江美先生、ヴィオラ・ダ・ガンバの上田牧子先生が、そして尺八の饗庭凱山さんと平山泉心(るみ)先生が第二部の野村作品で大活躍。
昨日来、様々なSNSでリポートされていますように、今年は第一部がカリブ、ラテンのリズム(渡邊未帆先生がファシリテート)、第二部が野村誠作品という構成でした。
豊中市、日本センチュリー交響楽団、大阪音楽大学と三つの組織が見事にハーモニーを響かせてくれました。
残念だったのはワークショップの中から出てきた素材を見事に作品化するという実験的な試みなのに、学生があまり来場してくれなかったことです。
こちらの広報もあまり効果的ではなかったのかもしれませんが、「音楽ってどう生み出されるの?」、「音楽の場を共有するってどういう形がありえるの?」と普段から音楽そのものや演奏会のあり方を考えている学生たちにこの音楽祭を体験してほしかったと思います。
以下、井口淳子教員の個人ブログから引用いたします。
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昨日、24分時間を超過して、「世界のしょうない音楽祭」終幕しました。
会場にはこの「世界のしょうない」を一人で考案し、実施し、育てた柿塚拓真さんがいらしていました。
彼から10年前、一本の電話がかかってきて、サラリと野村さんを中心にセンチュリーと音大で
豊中市の文化事業をやりませんか、と言われたのですが、その時はまさかこんな風に10年続くとは思いもしませんでした。
毎年、野村作品はプロの技とア
マチュアの素朴な音楽愛に絶妙なバランスを発揮してくれます。
今年は三味線、箏がなく、打楽器に回りましたが、本当に演奏が楽しい!
本番直前に赤ちゃんが〇〇チになりお母さんと一緒にオムツ替えをしたのも楽しいひとときでした。
第一部については渡邊未帆さんのFB投稿に詳しいですが、第一部でやろうとしたことはミュージッキングの理想形だったと思います。客席とステージの一体化という誰も置いてけぼりにしない渦中に巻き込むことができたのです!!
数十年ぶりに母校にやってきた教え子が「長く音楽から離れていたので最初の
シャコンヌでもう涙が止まらなくなった」と。音楽ってすごい、やっぱり音楽とともに生きたいという思いでいっぱいです。
ありがとう、支えてくれた
豊中市職員やセンチュリーや音大の仲間達、そして市民参加者や客席の皆さん、こんなにハッピーになれた世界のしょうないに大感謝です。
これからは庄内をshow night!と発音することを誓います(笑)
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