美学芸術学会講演会のご案内をさせていただきます。
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■「ヨーゼフ・ラスカ(1886〜1964) 日本の文学や情景にふれて書かれた音楽作品をめぐって」
オーストリア出身の音楽家ヨーゼフ・ラスカは、日本時代(1923〜1935)に、 宝塚少女歌劇のオーケストラメンバーから構成された宝塚交響楽団の指揮者として、また神戸女学院の教師として活躍しました。さらに作曲家としても彼は 数多くの作品を残しています。この講演ではそれらの作品のうち、とりわけ日本の文学や情景から霊感を得て書かれた曲を音楽家たちの演奏をまじえて紹介し、その意義を探ってみたいと思います。
日時:2014年10月25日(土)16:30〜
場所:同志社大学今出川キャンパス神学館3階チャペル
講演者:根岸一美(同志社大学美学芸術学科教授)
入場:無料
演奏曲目および演奏者:
1)《組曲 奈良》より第3曲〈大仏〉
杉山佳代子(フルート)・平田葉子(ピアノ)
2)梁田貞〈城ケ島の雨〉(1913年)とヨーゼフ・ラスカ《東方の歌》より 〈城ケ島の雨〉(1928年) 宍戸律子(ソプラノ)・平田葉子(ピアノ)
3)《百人一首より7つの短歌》より 第1曲〈猿丸大夫〉、第7曲〈道因法師〉
宍戸律子(ソプラノ)・杉山佳代子(フルート)・平田葉子(ピアノ)
4)《日本俳句及短歌十首》より 芭蕉の句による第1、第4、第5曲
宍戸律子(ソプラノ)・平田葉子(ピアノ)
5)《日本の絵 10のピアノ小品》より第1曲〈追羽子〉、第3曲〈子供の踊り〉、第5曲〈お寺〉、第9曲〈神聖なる山〉
平田葉子(ピアノ)
6)《7つの俳句》全曲
宍戸律子(ソプラノ)・杉山佳代子(フルート)・平田葉子(ピアノ)
お問い合わせ:同志社大学文学部美学芸術学研究室 sbigei@mail.doshisha.ac.jp
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