大学院音楽学研究室ブログ-Osaka College of Music

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★卒業生のことば

卒業によせて。
2007年度音楽学専攻卒業生からの、メッセージです。

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 1月末にK号館からのバスに乗っている時、友達が「もうこのバスに乗るのもこれで最後だな〜」と言っているのを聞いて、「あ、そうかもう卒業するんだった!」と気が付えるきました。まだ試験を控えていたのもあってか、全然そういった感覚がなく、我ながらのんきなものだと思いました。それくらいあっという間の四年間だったといえるかもしれません。
 直前になるとこんな感じですが、四回生の一年間は、「今まで私は一体何をやってきたのだろうか?」「何一つ学校生活で身に付いていないのではないか?」と自問自答することの連続でした。それは、最後の一年間くらいは何かしなくてはという焦りでもあったと思いますが、結局は特に何もできずに一回生の時とあまり変わらない自分がいます。変わったことといえば、肌のリフトダウンが始まり、ちょっと理屈っぽくなったことです。
このように正直あまり良い変化は見られないのですが、大学生活の四年間が私にとって充実した時間であったことは確かです。素晴らしい先生方に恵まれ、勉強熱心な友人から刺激を受けて、のんびり屋でマイペースな私でも、得られるものが多かったと思います。そして、得られたものとして一番大きな「反省」を今後に生かしていかなくてはなと考えています。
 なんかまとまりませんが、最後に、支えて下さった皆様、本当にありがとうございました!感謝してます。これからもよろしくお願いします★

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思えばあっという間の4年間だったように思います。これからはさらに時間が経つのを早く感じながら生きていくことでしょう(年を感じる瞬間)。
 4年前、音楽のこと(特に指揮法)を学ぶ意欲に燃えていたことを今でも鮮明に覚えています。残念ながら自分の手続きミスのせいで4年間指揮法を学ぶことはできませんでしたが、恵まれたことに大学4年間において人生初であるオペラの指揮をさせていただくことができました。他にも地元中学校、高等学校における吹奏楽部の指導者まで任せていただけるようになり、公私ともに充実した日々を送ることができました。卒業後は音楽ではなく自分の趣味の方向へと就職が決まっているものの、今任されている吹奏楽指導や一般吹奏楽団での活動は続けていくつもりです。
 僕が今卒業を前にして在校生のみんなに伝えたいことがあります。それは様々な人脈を持っておくことは絶対自分のプラスになるということです。学校の友達や地元の先輩・後輩、先生、親、近所の方々…誰でもかまいません。僕はこの4年間色々な繋がりのおかげでここまで成長できたと思っています。実際オペラの指揮者の話も1回生の時に体育で仲良くなった声楽の友達と「地元で指揮者をしている」と話したことがきっかけだったり、吹奏楽の指導者の話も、最初は出身中学の後輩の指導から話が始まり、たまたま吹奏楽を指導できる人材がいない学校があるという話が出て運良く僕に話が回ってきたり、今一般吹奏楽団で指揮者をやっていられるのも、たまたま高校時代に学生指揮をやっているのを見た友達から声がかかったり、と偶然以外の何物でもないわけです。しかし偶然もこれだけ重なればこんなに大きなことになるのだと、今はただただ自分の恵まれた境遇を幸せに思うばかりです。人生何が起こるかわかりません。ですから今後みんながさらに発展するためにも、他者との繋がりをしっかりつくっておいた方が良いのでは、と思います。どんな歴史上の偉人たちでも、その活躍の影にはそれを支えた人がいます。孤独に頑張るのも1つの方法かもしれませんが、自分を支えてくれる仲間を今はたくさん見つけてください。そして卒業後も僕との関係を断ち切らないようお願いしたいと思います(笑)
 人生一期一会!皆様と大学生活を共に過ごせたことを心より嬉しく思います!!ありがとうございました!!!

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 今まで小学校、中学校、高校の卒業経験してきた。そして今年3月には大学を卒業することになる。卒業するときは必ず別れが生じることになる。一生会えなくなるわけではないが、一生会わない人はいるだろう。思い返してみてると、今まで学校で人と仲良くなっても卒業することによってそれ以来全く会わなくなった友達は多い。その原因は次に属する環境で新たな仲間ができて、その仲間に順応しその関係だけで満足してしまうからである。でも、やはりそれは寂しすぎると思う。上辺だけの関係だったように思えてしまうし、自分がそんな希薄な人間関係しか築けなかったということも悲しく思える。かと言って今まで会ってきた人全員と関係を保ち続けるのはまず無理だ。だから、自分が本当に仲間だと思えた人はずっと大切にしたい。4年間ありがとうございました。

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「2年間を振り返って」

 大学院に来てからの2年間は本当にあっという間でした。新しい専攻で、初めてのことばかり。最初はとても緊張していました。でも、先生方やアシスタントさん、専攻生のみんながとてもあたたかかったおかげで、音楽学専攻になじんでいけたのだと思います。特に先生方には、音楽学のことを何も知らない私に一からいろいろなことを教えていただき、とても感謝しています。アシスタントのお二人や専攻生のみんなにもいっぱい助けていただきました。感謝の気持ちでいっぱいです。
 思い返すと、この2年間は本当に様々なことがありました。まず、研究をして論文を書くことが、私にとって初めてで最大の仕事でした。私に本当に論文が書けるのかと、はじめはかなり心配でした。でも、勉強していくうちに様々な発見があり、とても楽しくなってきました。楽しくなる反面、研究することの難しさもわかり、前に進めなくなりそうなときもありましたが、この2年間の勉強はとても大きな糧になると思います。
 勉強以外でも、楽しいことがいっぱいありました。資料室でのおしゃべり、合宿、大学祭での古楽アンサンブルなどなど。合宿や大学祭は、少しはしゃぎすぎたかもしれませんが…。専攻生のみんなといろんなことが一緒にできてとても嬉しかったです。
 みなさん、本当にありがとうございました。私は大音の音楽学専攻が大好きです。

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卒業・修了、ほんとうに、おめでとうございます。