大学院音楽学研究室ブログ-Osaka College of Music

大阪音楽大学大学院音楽学研究室に関連するお知らせをお伝えしていきます。研究室mail address:ongakugaku@daion.ac.jp 最新情報はTwitterで!

世界のしょうない音楽祭・無観客で開催されました!

f:id:ongakugaku:20210118062810j:plain

奏者間の距離、マスクなどルール厳守


大阪音大で毎年おこなっている世界のしょうない音楽ワークショップが2020年度はオンラインに切り替わり、本番もコロナ状況をかんがみて、1月17日、無観客で開催されました(豊中市ローズ文化ホール)。

音楽学の先生方、上田牧子、田中峰彦、小林江美先生と井口(ヴィオラ・ダ・ガンバシタールガムラン、箏)や邦楽の菊武厚詞先生、教職からも平山るみ(尺八)、長谷川真由先生などが参加され、日本センチュリー交響楽団の楽団員、公募で集まった一般参加者とともに野村誠作品『日羅印尼中の知音』の世界初演を行いました。

オンラインでできることは予想以上に多くあり、昨日の最初で最後の全員演奏では、限られた時間の中で、プロもアマチュアも混然一体、白熱のライブの時間を満喫しました。この世界初演の映像は後日、広く公開されます。

民族楽器、古楽器、オーケストラ楽器が集まる世界のしょうない音楽ワークショップはこれまで7年間続いてきました。通算すると50回を数えます。これだけ長続きしているのはワークショップや野村作品の魅力に加えて、やはりメンバーの中に流れるよい空気感があってのことかと思います。そして豊中市やしょうないREKスタッフの縁の下の支えも。

来年こそは本来の形で、音大教室でのワークショップが実現できますように!(井口)