NHK大阪文化センターの講座をご案内します。
まず、中村先生の室内楽の講座です。こちらは、1回完結の講座となります。
スズケン市民講座
「室内楽の楽しみ〜室内楽を読み解く4つのキーワード〜」
お話 大阪音楽大学学長 中村孝義
1.質と量 2.通俗と超俗 3.演説と対話 4.個と協調…というような4つの観点(質、超俗、対話、協調)から室内楽の面白さや何を聴き取るべきかをお話します。
◆日 時:5月25日(日) 13:30-15:00
◆場 所:NHK大阪文化センター(大阪駅前第4ビル24階)第1大教室
◆受講料:会員1,575円 一般1,785円 学生無料
◆申込み:NHK大阪文化センター HPから申し込めます
http://www.nhk-cul.co.jp/school/osaka/
そして、横原先生の講座は「ベートーヴェン・ルネサンス」と「バロック音楽の愉しみ」の二つあります。
「ベートーヴェン・ルネサンス」
クラシック最大の作曲家ベートーヴェンの創作の秘密を様々な角度から検証します。スケッチ研究など最新の音楽学研究を取り入れた作品の成立と楽曲分析、初演と初版の新聞批評など知られていない初期批評、不滅の恋人などトピックと作品の関係、フランス革命からナポレオン戦争とウィーン会議の激動の時代の社会背景、フルトヴェングラーら歴史的面版からノリントンらのピリオド楽器の最新録音のCDやDVDを使った演奏比較など、多角的視点から作品の魅力に迫ります。毎回ピアノによるソナタなどの実演があり、機会があればオーケストラのゲネプロを見学します。
◆講 師:横原千史 ピアノ演奏:多川響子・上田明美
◆曜日・時間:第2・4火曜日 15:30-17:00
◆受 講 料:31,500円(全12回)
◆入 会 金:5,250円
※4/8から開始しています。4/8〜9/30
「バロック音楽の愉しみ」
肩のこらないバロック音楽。16-18世紀、モンテヴェルディから大バッハに至るバロック音楽の精髄を、音楽史に沿って紐解きながら紹介します。バロック音楽は、モーツァルト、ベートーヴェン、ワーグナーなど近代音楽の原点であり、素朴で典雅で楽しい音楽の宝庫です。それらの音楽は、ヨーロッパの都市固有の伝統文化とも深く結びついています。バロック音楽のこうした歴史的空間的広がりをおおいに味わいます。ピアノによる生演奏や分析を交えながら、ピリオド楽器による演奏や最新の映像と録音を鑑賞して、バロック音楽を楽しみましょう。(機会があればゲストによる生演奏やゲネプロ見学も)
◆講 師:横原千史 ピアノ演奏:横原栄
◆曜日・時間:第4火曜日 13:00-14:30
◆受 講 料:15,750円(全6回)
◆入 会 金:5,250円
※4/22から始まります。4/22〜3/31
詳しくは、NHK大阪文化センターのウェブサイトをご覧ください。
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